「日本の木材、手にとって感じてください」
様々なアンケートでも、「家を建てるなら木造」、「国内産の素材を使いたい」と答える人はとても多いです。
しかし一方で、「日本の木材は高い」「国内産の木材を使いたいけれど、相談先はどこ?」などの疑問や悩みを抱える声を聞くことも、とても多いのが現状。
国土の約7割を占める日本の森林が、これほどまでに緑豊かに保たれているのは、昔から木を伐れば植えて、次の世代に繋げる「循環型」の森林づくりが各地で、当たり前のように行われてきたからです。
資源の少ない日本において、高温多湿の気候環境を利用して育つ木材などの再生可能な資源は、生活に欠かせなかったことから、森林づくりをする人たちは、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、毎日重い荷物を持って森林に足を運んでいたのです。
森林づくりをする林業家=森林所有者は、
・誰かに喜んで使ってもらうために、良質な木材を育てよう
・次の世代の何かしらの糧にするために、素晴らしい森林に育てよう
・どんなに大変な作業でも、育てた森林が天災に負けず、一生懸命成長している姿を見れば、
 それだけでとても嬉しく幸せな気持ちになる
・使ってくれる人が喜んでいることを知ると、それだけで、先祖にも子孫にも自慢ができる
など、お金には変えられない想いや決意を語られます。

森林は、そんな森林づくりをする人の想いが詰まった夢や誇りのある場所でもあります。
その場所で育つ木材にも、もちろん夢や誇りが詰まっています。

たくさんの人に「この木に巡り逢わせてくれてありがとう」と言って日本の木材を使ってもらえるよう、私たちも様々な事業に取り組んでいます。


1.事業内容
・「新・木造の家」設計コンペ
・木材についての相談受付
・森林管理の相談受付
・木造住宅の施工相談
2.過年度実績
・「新・木造の家」設計コンペ15回開催 ※現在新たな形式での実施を検討中
・佐賀県・福岡県での住宅施工のお手伝い
・伐採体験などの森林内での学習
3.関連事業
・森林塾 ※現在プログラム検討中
・伐採体験(年に2〜3回実施)